Visual Studio Code での MATLAB デバッグサポート
※この投稿は 2024 年 12 月 19 日に The MATLAB Blog へ 投稿されたものの抄訳です。
この記事を書いている時点で Visual Studio Marketplace を通じて329,000以上のインストールがある MATLAB extension (2023 年 4 月リリース) は、リリースを高頻度で実施することでコミュニティからのフィードバックに応えていく開発方針を取っています。
Visual Studio Code での MATLAB デバッグサポート
これまで最も多かったフィードバックの 1 つは、デバッグサポートでした。Royi Avital はデバッグ機能リクエストの GitHub の issue を作った最初のユーザーです。その後 多くの人々がコメントを追加し、この機能の重要性を示してくれました。

GitHub User: fspinar からは大変嬉しいコメントをもらいました。

このような前向きなフィードバックと明確な機能リクエストは、開発チームにとって非常に励みになります。
MATLAB デバッグサポートはじめました
まずは、私自身のコードから始めましょう。Visual Studio Codeで開いて実行、ここまでは 2024年3月 のリリースで可能でした。

今週リリースされた最新バージョンでは、ブレークポイントを追加してコード実行を一時停止できます。コードを実行すると、「Run and Debug」ビューの「Variables」セクションで変数の値を確認し、MATLAB ターミナルでコードを実行し、エディタ内の変数にマウスをホバーするとその値を確認できます。通常のデバッグコントロールはすべて揃っており、続行、ステップオーバー、ステップイン、ステップアウト、再起動、停止が含まれています。

次の動画では、200回ごとにブレークするよう設定し、最初の200回の後にプロットを確認しています。

これで、Royi の機能リクエストにあった 3 つのポイントを満たせたと思います。まだサポートしていない点がいくつかあります。例えば、logpoints や triggered breakpoints です。これらの実装が必要であればぜひGitHub の issue ページで議論に参加してください。
最新バージョンをぜひ試してみて、使用感を教えてください。また、Visual Studio Code 用 MATLAB 拡張機能に今後どのような機能を追加してほしいかもお聞かせください!
参考リンク
- MATLAB extension for Visual Studio Code : Visual Studio Marketplace のリンク
- MATLAB-extension-for-vscode : Extension の GitHub repo へのリンク
- Visual Studio Code の公式 MATLAB Extension リリース
- Visual Studio Code の MATLAB Extension で MATLAB コード実行
评论
要发表评论,请点击 此处 登录到您的 MathWorks 帐户或创建一个新帐户。