ICRA 2024にて開催決定! MathWorks Minidrone Competition参加者募集中!
皆さん、こんにちは!学生競技会担当の飯島です。
来る2024年5月、横浜で開催される国際ロボティクス・オートメーション会議(ICRA 2024)にて、ミニドローン競技大会「MathWorks Minidrone Competition」が行われることが決定しました。
この大会は、自律飛行ドローンによるライントレース競技で、数値計算に強いMATLABとモデルベースデザインのためのブロック線図環境Simulinkを用いて、カメラ映像からラインを検出して追従する飛行制御プログラムを設計・構築することが参加者のミッションとなります。もちろん、プログラム開発に必要なソフトウェアライセンスはMathWorksから無料で提供します。
また、MathWorksが参加チームに提供するベースモデルには、基本的な飛行制御プログラムがすでに含まれており、作成したプログラムからのコード生成やハードウェアへの実装は自動化されているため、参加者はいかに優れたライン追従プログラムを作るか、に注力することができます。
MATLABとSimulinkを用いたモデルベースデザインを体験できるこの大会に、日本の学生の皆さんもぜひ参加してみませんか?
コンペティションの概要と流れ
ラウンド 1(シミュレーションラウンド)
シミュレーション環境で画像処理、パスプランニングの開発に取り組みます。提出されたモデルはMathWorksが作成した複数のバーチャルコース上でシミュレーションし、ライン追従の精度やタイムで順位が決定します。
ラウンド 2(実装ラウンド)
シミュレーションラウンドの上位数チームを決勝へ招待し、実際に作成したモデルをParrot Minidroneに実装してコースを飛行してもらいます。通過コーナー数、着陸の成否、タイムで順位を決定します。
タイムライン
- 応募締切: 2024年3月25日
- モデル提出締切(ラウンド1): 2024年4月9日
- 決勝進出チーム発表: 2024年4月30日(予定)
- 決勝(ラウンド2): 2024年5月15日〜16日 ※ ICRA 2024(パシフィコ横浜)で開催
参加条件
- 学生のみ参加可
- 海外からの参加もOK
- シミュレーションラウンドのみの参加もOK (ただし入賞は決勝参加チームのみが対象です)
- ICRA 2024 への参加登録不要
- 1チーム 2名以上、4名以内
参加者へのサポート体制
Minidrone Competitionの概要やモデル作成、バーチャルコースでのシミュレーション方法など、Minidrone Competitionビデオシリーズ(日本語字幕対応)で解説しています。
本大会は国際大会のため、資料やコミュニケーションは英語で行われますが、日本の学生チームをサポートするため、日本語で質問ができるSlackチャンネルやAsk Me Anythingセッション (3月下旬 開催予定)を設けています。
Ask Me Anythingセッションでは、大会の概要やルールに関する質問から技術的な質問まで、MathWorksのエンジニアがライブで回答します。説明は基本的に英語ですが、私も参加しますので、チャットでは日本語でご質問いただけますし、日本語で回答します。
参加申込方法
MathWorks Minidrone Competition – ICRA 2024 ページの “Apply to the competition” ボタンからお申込ください。フォームは英語でご記入ください。
フォーム送信後、数日以内にソフトウェアのインストールや大会の詳細がメールで届きます。申込内容に不備があった場合もメールでご連絡しますので、メールボックスのチェックをお忘れなく!
過去大会
2019年決勝ラウンド動画
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。MathWorks Minidrone Competitionは、学び、成長し、そして何よりも楽しむための場です。皆さんの挑戦を、ICRA 2024でお会いできることを楽しみにしています!
コメント
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