R2025a prerelease の最初の公開バージョンリリースが 1月、そして本日 Update 5 がリリースされました。この Prerelease の Update 版は、今回のバージョンから始めた新しい取り組みの例の１つですので、今日はそれについてご説明します。

これまでは Prerelease を公開し、フィードバックを収集してから数か月後に最終リリースを行うという、一度限りのプロセスが一般的でした。しかし、今回は R2025a prerelease が年初に利用可能になって以来、すでに 5 回のアップデートを展開しています。この新しいアプローチにより、フィードバックに対してより迅速に対応できるようになり、正式リリース前に改善や改良されたバージョンを早期に利用できるようになりました。

R2025a prerelease を起動すると、アップデートのベルの横に小さな赤い通知が表示されることに気がつくと思います。

これをクリックすると、アップデートのインストールに進めます。ぜひ最新のアップデートを試して、あなたにとって重要な機能についてのフィードバックを共有してください。実はフィードバックの収集方法と対応も大幅に改善されています。

少し前までは、MATLAB prerelease をダウンロードしてインストールするには秘密保持契約（NDA）に同意する必要があり、公の場で話題にすることは許可されていませんでした。これは私たち MathWorks 社員も同様でした。しかし、最近このポリシーを変更し、Prerelease が公開された瞬間からオープンな会話が可能になりました。

特に R2025aでは、この変化により MATLAB Central で活発なディスカッションが行われ、開発に直接影響を与える貴重なフィードバックが得られました。

新しいデスクトップのベータプログラムの一環として初めて導入された、ホームタブのリソースセクションにあるフィードバックボタンは非常に人気があり、有用だったため、今後も残すことに決定しました。

MATLAB セッションの途中で何か MathWorks に伝えたいことがある場合、これまでになく簡単に行うことができます。

是非、最新の Prerelease Update 5 を試してフィードバックください。どのバージョンを使用しているかわからない場合は、version コマンドを使用してください。

私がまだ Update 3 を使用していることがわかりますので、最新版にアップデートする必要がありますね。

これまでにいただいたすべてのフィードバックに心から感謝いたします。私たちは最高の MATLAB の新バージョンを提供するために懸命に取り組んでおり、皆さんのフィードバックはこのプロセスにとって非常に重要です。MATLAB Centralのディスカッションフォーラムやこの投稿のコメントセクションでご意見をお聞かせいただくか、フィードバックを私たちとの間だけで共有したい場合は MATLAB 上のフィードバックボタンを押してください。

最後までお読みいただきありがとうございます。